ディスレクシアの息子のための塾の問題集 ママの工夫 第2回
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●計算ドリル
−− 数字はどうですか? 算数における工夫はしましたか?
計算ドリルは、同じ会社から「らくらくノート」というものが発売されていました。これが出ている時点で、「計算ドリルを書き写すことが大変な子がいる」ということはわかっているわけです。最初の部分は、印刷されているんです。次からは、部分的に書いてあります。それなら、全部書いてくれればいいのに、と思います。

「らくらくノート」での計算(4年生)
番号を振ってくれているので、どこからスタートすればよいかはわかるのですが、意外とスペースがないので、ちょっとずれてしまうと書けないんですよ。ですから、結局私が書き写していました。私が忙しい時には、上の子にバイト代を払ってやってもらいました。

問題の代筆(4年生)
−− うちの子は筆算を正しくドリルノートに写すことができなくて、それで「あ、何かある」と気づきました。計算問題では、計算ができないのではなく、正確に写せていない可能性があるということですよね。
そうですね。うちでは0と6にやられていました。間違えるというよりも、勢いで書くと、0の上がはみ出してしまうんですね。すると計算するときに6だと自分で勘違いしてしまう。結果、答えを間違ってしまうというパターンです。先生とも相談して、そういう時には、もう一度電卓で計算し直して、合っていたら丸にする、というルールを設けました。
−− 6として計算した答えがあっているなら、正解ということですね。
とにかくやる気を失うことがないようにしようと。あとは、塾の宿題ですね。
●塾の問題集
塾の問題集って、細かいんですよ。 余白がなくて、びっちり書いてある。多分、ノートに書き写すことが前提だと思うのですが、そんなことをしていたら宿題なんて終わりません。ですから、これは全部コピーして短冊状に細く切って、計算するスペースを空けてノートに貼りました。

塾のノート(6年生)
ですから、通常はテキストとノートの両方を使わなければいけないのですが、とにかくこのノートさえあれば宿題ができるようになっています。後から振り返るときにも、このノートには問題が載っていますから。
−− 付箋がついていますが、これはなんですか?
これは、間違えたときに消さないためです。けっこう役に立ちました。消しゴムで消すの苦手じゃないですか?
−− そうですね。ノートを破っちゃうんですよね。
ですから、間違いを消さないでどんどん上から付箋を貼ってそこに書いていくようにしました。上の子に教わるときには、解き方を付箋に書いて全部貼っていました。だからだんだん大きな付箋を使うようになりました。
−− 大きな付箋は必須、ということですね。
あと、うちでは円周率の3.14が出たときには、電卓を使いました。
−− 場合によって、いろいろ使い分けていたわけですね。
●キレイなノートに要注意
−− 息子さんは、読むのと書くのとでは、どちらがストレスだったんですか?
読む方ですね。書くだけなら、できるというか……。このノートを見てもらえると、ちょっとわかると思います。塾のノートなんですけど。

塾のノート「描画モード」(4年生)
−− あ、キレイに書いていますね。
でも、この書体が要注意なんです。この書体で書いてきた時には、中身は聞いていないんです。